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「ホームインスペクション」とは? 〜安心して中古住宅を売買するために

更新日:11月10日

新築住宅の価格が上昇傾向にある近年、中古住宅の購入を検討する方が増えています。


中古住宅は新築に比べて価格が抑えられ、立地条件の良い物件を選べる点が魅力ですが、外観はきれいでも内部に劣化や施工不良が潜んでいることも少なくありません。


「見落とされている不具合があるのでは?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。


そこで注目されているのが、「ホームインスペクション(住宅診断)」です。

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ホームインスペクションとは?


ホームインスペクションとは、住宅の劣化状況や欠陥の有無、今後必要になる修繕の見通しなどを、専門家が中立な第三者の立場で調査・報告するサービスのことで、いわば住宅の「健康診断」です。


診断項目は多岐にわたり、建物の基礎、外壁、屋根、床下、天井裏、給排水設備などを目視や計測によってチェックし、建物の「健康状態」を診断します。


日本ではまだ新しい制度と思われがちですが、アメリカでは中古住宅取引の約7〜9割でホームインスペクションが行われています。


調査結果は報告書としてまとめられ、補修が必要な箇所や将来的な注意点などが明示されます。


買主にとっては「安心して購入を決断できる材料」となり、売主にとっても「建物の状態を正しく伝える」ことが信頼につながります。

どんなときに利用するの?


ホームインスペクションは、次のような場面で活用できます。


・中古住宅の購入前

・売却前の状態確認

・相続や空き家の管理前


購入前に診断を受ければ、「雨漏りの痕跡がある」「床下に湿気が多い」といった問題を早期に把握でき、購入後のトラブルを防ぐことができます。


また、売主側も事前に診断を行うことで、修繕が必要な箇所を把握し、購入希望者へあらかじめ説明することで、安心して売却を進めることができます。


なお、居住中の住宅についても、長期的なメンテナンス計画の一環として活用されるケースが増えています。

調査の内容と流れ


一般的なホームインスペクションでは、


・建物外部(外壁・屋根・基礎など)の点検

・建物内部(天井・床・建具・給排水設備など)の点検

・床下、屋根裏の確認(目視可能な範囲)


を行い、診断にかかる時間は、戸建住宅でおよそ3時間程度。


後日、調査結果を写真付きでわかりやすい報告書でお渡しし、必要に応じて修繕やリフォームのアドバイスも行います。

まとめ


ホームインスペクションは、住宅の安全と安心を「見える化」するためのサービスです。


不動産会社やリフォーム会社ではなく、住宅診断に精通した第三者の専門家が行う点に価値があります。


売買に関わる利害関係がないため、公正・中立な立場で診断できるのです。


中古住宅を安心して売買するための第一歩として、ホームインスペクションをぜひご検討ください。


↓ホームインスペクション(住宅診断)のご相談、お問い合わせはこちらをクリック↓

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